みなさんに伝えたい『髪』のこと
wigVERYのコラムでは、『髪』にまつわる知識について、みなさまにお伝えしていきたいと思います。
そこで、美容師として20年間勤め現在は独立。恵比寿と元町で美容師として活躍、時には美容家、時には無農薬自然栽培の農業家として幅広く活躍している平山敦子氏を迎え、今まで平山氏が培った髪のケアをはじめ、美と健康についての知恵や普段の生活に取り入れたいちょっとした工夫などをお伝えし、「私の髪がこんなにも見違えった!」そんな変化を楽しんでいただきたいと思っております。
今回は、基本的な「髪の洗い方」についてお話しさせていただきます。
みなさんは、髪を正しく洗えていますでしょうか?「指の腹で洗う」「シャンプーはすすぎが肝心」などは基本中の基本ですが、今回は意外と知られていないケアについてお伝えしますね。
そこで、美容師として20年間勤め現在は独立。恵比寿と元町で美容師として活躍、時には美容家、時には無農薬自然栽培の農業家として幅広く活躍している平山敦子氏を迎え、今まで平山氏が培った髪のケアをはじめ、美と健康についての知恵や普段の生活に取り入れたいちょっとした工夫などをお伝えし、「私の髪がこんなにも見違えった!」そんな変化を楽しんでいただきたいと思っております。
今回は、基本的な「髪の洗い方」についてお話しさせていただきます。
みなさんは、髪を正しく洗えていますでしょうか?「指の腹で洗う」「シャンプーはすすぎが肝心」などは基本中の基本ですが、今回は意外と知られていないケアについてお伝えしますね。
シャンプー前の予洗い
シャンプーをつける前の予洗いですが、みなさん、どのように洗っていますか?シャワーで髪の表面だけを濡らしてシャンプーをしている方、多いのではないでしょうか?
シャンプーをする上で一番大事なことは、ちゃんと頭皮を湿らせること、なんです。地肌全体を濡らすことで、汚れの7割は落とすことができるので、いつもよりも丁寧に地肌を濡らしてみてください。こうすることによって、シャンプーの泡立ちも変わってくるんです。適温は、ぬるま湯がベストです。
シャンプーをする上で一番大事なことは、ちゃんと頭皮を湿らせること、なんです。地肌全体を濡らすことで、汚れの7割は落とすことができるので、いつもよりも丁寧に地肌を濡らしてみてください。こうすることによって、シャンプーの泡立ちも変わってくるんです。適温は、ぬるま湯がベストです。
どのようにシャンプーで洗うの?
続いて実際に洗う時のポイントです。
指を立てて爪で洗うのではなく、「指の腹で洗う」ことはご存じの方が多いかと思いますが、擦ってはいませんでしょうか?そして「強く擦った方が汚れを落とせそう」なイメージがありますが、擦るとかえって毛穴が閉じてしまうので、指の腹で揉み込むように優しくマッサージしながら頭皮を洗ってください。
指を立てて爪で洗うのではなく、「指の腹で洗う」ことはご存じの方が多いかと思いますが、擦ってはいませんでしょうか?そして「強く擦った方が汚れを落とせそう」なイメージがありますが、擦るとかえって毛穴が閉じてしまうので、指の腹で揉み込むように優しくマッサージしながら頭皮を洗ってください。
え!?洗わず「放置」でもいい?
指の腹で洗うといっても、腕が疲れたり、面倒だったりといった場合は、マッサージせずに、2分程「放置」をしてみてください。
というのも、シャンプーの「泡」が汚れを落としてくれるので、無理に洗わなくてもいいんです。(変に指で擦ってしまうよりもよっぽどいいですよ!)
というのも、シャンプーの「泡」が汚れを落としてくれるので、無理に洗わなくてもいいんです。(変に指で擦ってしまうよりもよっぽどいいですよ!)
毛先の洗い方は?
頭皮を中心に洗うことをお伝えしましたが、髪から毛先にもシャンプーをつけて洗った方がよいのか?と疑問を持たれた方もいらっしゃるかと思いますが、ミストなどの整髪料をつけている方はもちろん、排気ガスなどの汚れが付着しているので、髪から毛先も泡で揉み込むように洗ってくださいね。
シャンプーの泡立ては、どこでする?
実はこの部分、日中、紫外線やエアコンが当たってしまい一番ダメージを受けやすい箇所になるんです。そのため、シャンプーをそのまま頭皮に馴染ませてしまうと、洗浄力が強すぎて頭皮を痛めてしまうので、必ず手の平でシャンプーを馴染ませてから、頭皮を洗いましょう。
頭皮のどこが一番汚れている?
「頭のテッペン部分」が一番汚れていると思われがちですが、実は、後頭部よりも下の部分(耳の位置より下の部分)が一番汚れている箇所なんです。この部分は、掻いた汗が流れて頭皮がベタつく箇所なんですね。ここを重点的に洗っていきましょう。
もし、髪全体にワックスをつけていてシャンプーの泡立ちが悪い場合は、いったん洗い流してから、再度シャンプーで泡立ててみてください。
もし、髪全体にワックスをつけていてシャンプーの泡立ちが悪い場合は、いったん洗い流してから、再度シャンプーで泡立ててみてください。
洗い流すポイントは?
シャンプー前の頭皮を濡らすことも大事ですが、洗い流すことがより重要なんです。
特に、一番汚れている箇所は、先にお伝えした、汗が溜まりやすくかつ洗い残しが多い「後頭部よりも下の部分」を丹念に洗い流してください。(いつものすすぎよりも「1分」長く洗い流してみてください!)
シャンプーが残っていると、頭皮が詰まり、フケやかゆみの原因となります。また、洗い流したシャンプーが背中に残っていると、背中ニキビの原因にもなりますので、背中もしっかり洗い流しましょう。
特に、一番汚れている箇所は、先にお伝えした、汗が溜まりやすくかつ洗い残しが多い「後頭部よりも下の部分」を丹念に洗い流してください。(いつものすすぎよりも「1分」長く洗い流してみてください!)
シャンプーが残っていると、頭皮が詰まり、フケやかゆみの原因となります。また、洗い流したシャンプーが背中に残っていると、背中ニキビの原因にもなりますので、背中もしっかり洗い流しましょう。
トリートメントのポイントは?
トリートメントは、頭皮以外の髪と毛先につけていきます。
髪がロングの方は、コームをつけて馴染ませた方がいいのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、髪が濡れているときコームを使うと、摩擦が起きてしまい髪を傷める原因となりますので、使用することはお勧めしませんね。絡まりをほどきたい、トリートメントを均一に馴染ませたいという方は、大きいコームでとかしてください。
そして洗い流す際は、しっかり洗い流すのではなく、髪がツルンとする程度軽くすすいでください。あくまでもヌメヌメしない程度に残すことで、髪を乾かした後にトリートメントの効果が得られますよ。
髪がロングの方は、コームをつけて馴染ませた方がいいのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、髪が濡れているときコームを使うと、摩擦が起きてしまい髪を傷める原因となりますので、使用することはお勧めしませんね。絡まりをほどきたい、トリートメントを均一に馴染ませたいという方は、大きいコームでとかしてください。
そして洗い流す際は、しっかり洗い流すのではなく、髪がツルンとする程度軽くすすいでください。あくまでもヌメヌメしない程度に残すことで、髪を乾かした後にトリートメントの効果が得られますよ。
シャンプー&トリートメントをした後に体を洗ってください
髪を洗う工程が終えた後に、体を洗う事をおすすめします。というのも、シャンプーの洗い流すポイントでお伝えした通り、洗い流したシャンプー&トリートメントが背中に残っていると、背中ニキビや肌荒れの原因になってしまうんですね。ですので、洗髪後に体を洗うと効率がいいですよ。
いかがでしたか?いつもの洗髪に簡単に取り入れられるちょっとしたケアをお伝えしました。是非お試しくださいね。
いかがでしたか?いつもの洗髪に簡単に取り入れられるちょっとしたケアをお伝えしました。是非お試しくださいね。